OSS Fan ~OSSでLinuxサーバ構築~

作成日: 2013/06/25
更新日: 2013/09/07

OSSでLinuxサーバ構築

swapファイルの作成

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概要

解説

 Linuxでは通常パーティションをswapとしてフォーマットし、利用しています。 しかし、パーティションではなく、ファイルシステム上のファイルを swapとしてフォーマットして利用することもできます。 最近はメモリが大容量・低価格なため、あまりswapに頼った構成にすることはありませんが、 インストールするミドルウェア要件でswapサイズが足りない場合など、 一時的にしのぐ目的で利用するには手軽で便利です。 今回はこのswapファイルの作成、登録方法を紹介します。 swapファイルのサイズは 2GB(= 2 * 1024 * 1024 * 1024)としています。

ソフトウェア構成

OSバージョン

Red Hat Enterprise Linux 5.5 64bit

パッケージ一覧

必要な追加パッケージはありません。

手順

(1) swapファイルの作成

 まずは2GBのswapファイルを作成します。 作成には dd コマンドを使用します。 countで指定している 2097152 は 2 * 1024 * 1024 の計算結果です。

# dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1024 count=2097152
2097152+0 records in
2097152+0 records out
2147483648 bytes (2.1 GB) copied, 97.1576 seconds, 22.1 MB/s

(2) swapファイルのフォーマット

 作成した2GBのswapファイルをフォーマットします。 フォーマットには mkswap コマンドを使用します。

# mkswap /swapfile
Setting up swapspace version 1, size = 2147479 kB

(3) swapファイルの有効化

 フォーマットしたswapファイルを使用できるように有効化します。 有効化の方法はパーティションの場合と同じで、swapon コマンドを使用します。 前後でカーネルが認識しているswapの情報を出力して、有効化前後での変化を確認します。 カーネルが認識しているswapの情報は/proc/swapsに格納されています。

# cat /proc/swaps
Filename                                Type            Size    Used    Priority
/dev/mapper/VolGroup00-LogVol01         partition       2097144 0       -1
# swapon /swapfile
# cat /proc/swaps
Filename                                Type            Size    Used    Priority
/dev/mapper/VolGroup00-LogVol01         partition       2097144 0       -1
/swapfile                               file            2097144 0       -2 ←追加されたswapファイル

(4) swapファイルの登録

 Linux起動時にswapファイルを自動で有効化するように設定します。 設定はパーティションの場合と同じで、fstabに記述します。

# cd /etc/
# vi fstab
ファイル名:/etc/fstab
※ファイルの末尾に追加※
/dev/VolGroup00/LogVol01 swap                    swap    defaults        0 0
/swapfile                swap                    swap    defaults        0 0 ←この行を追加

プロフィール

らのっち

損害保険会社のIT企画部に勤務するSEです。OSSを勉強中です。

<所属>
日本PostgreSQLユーザ会とくしまOSS普及協議会

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