ypbindインストール+初期設定
最終更新日:2021/01/04 | 公開日:2011/03/19
目次
概要
NISサーバを利用するためのNISクライアントの設定を行います。
構成
サーバ構成
OSバージョン
CentOS 5 32bit
パッケージ一覧
ypserv-2.19-3.i386.rpm
クライアント構成
OSバージョン
CentOS 5 32bit
環境構築
インストール
ypbind パッケージがインストールされていれば、 パッケージの追加インストールは不要です。
設定
NISクライアントの設定
# cd /etc/ # vi yp.conf
ファイル名: /etc/yp.conf
※ファイルの末尾に追加※
domain ranonet.ne.jp server 192.168.0.11
ネームサービススイッチの設定ファイル変更
ユーザアカウントのみNISサーバで管理する設定としています。 NISサーバに接続できない、NISサーバに必要な情報が存在しないなど NISサーバを正常に利用できない場合はローカルの設定ファイルを 参照するものとしています。
# cd /etc/ # vi nsswitch.conf
ファイル名: /etc/nsswitch.conf
※該当箇所を変更※ passwd: files shadow: files group: files ↓変更 passwd: nis files shadow: nis files group: nis files
NISクライアントの起動ランレベル変更
OSの起動に併せてデーモンを自動起動する設定に変更します。
# chkconfig ypbind on
以上で設定が終了しましたのでrcスクリプトを使用してデーモンを起動します。
# /etc/rc.d/init.d/ypbind start Binding to the NIS domain: [ OK ] Listening for an NIS domain server..