Sambaインストール+制限無し共有設定
最終更新日:2021/01/02 | 公開日:2010/03/03
目次
構成
想定環境
サーバ構成
OSバージョン
CentOS release 5 (Final) 32bit
パッケージ一覧
samba-common-3.0.23c-2.i386.rpm
samba-3.0.23c-2.i386.rpm
クライアント構成
OSバージョン
Windows XP Professional Service Pack 3
環境構築
インストール
Sambaサーバに必要なパッケージを2つインストールします。
DVDドライブにCentOS 5のDVD-ROMをセットし、以下のコマンドを実行します。
# mount /dev/cdrom /media/cdrom # cd /media/cdrom/CentOS/ # rpm -ihv samba-common-3.0.23c-2.i386.rpm Preparing... ########################################### [100%] 1:samba-common ########################################### [100%] # rpm -ihv samba-3.0.23c-2.i386.rpm Preparing... ########################################### [100%] 1:samba ########################################### [100%] # cd / # umount /media/cdrom
設定
Sambaでは利用制限をかけて特定のユーザにしか利用を許可しないことも可能ですが、
ここでは特に制限をかけず、イントラネット内のユーザであれば誰でも自由に
ファイルの読み書きをできるような設定を行います。
公開用ディレクトリの作成
/data以下に公開用のディレクトリshareを新規に作成し、 全ユーザから利用可能な設定とします。
# mkdir /data # cd /data/ # mkdir share # chmod 777 share
Sambaサーバの設定
初期状態で設定ファイルが存在しますが、
コメントが多く見通しが悪いので、新規に設定ファイルを作成します。
元々存在していた設定ファイルは事前にバックアップしておきます。
# cd /etc/samba/ # mv smb.conf smb.conf.bk # touch smb.conf # vi smb.conf
ファイル名: /etc/samba/smb.conf
[global] security = share unix charset = UTF-8 dos charset = CP932 display charset = UTF-8 workgroup = WORKGROUP [public] path = /data/share writable = yes guest ok = yes guest only = yes
Sambaサーバの起動ランレベル変更
OSの起動に合わせてデーモンを自動起動する設定に変更します。
# chkconfig smb on
以上で設定が終了しましたのでrcスクリプトを使用してデーモンを起動します。
# /etc/rc.d/init.d/smb start Starting SMB Services: [ OK ] Starting NMB Services: [ OK ]
設定ファイル
/etc/samba/smb.conf