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RHEL 7.1でホスト名を変更する

カテゴリ:OSSセットアップ | ソフトウェア:Linux | タグ:
最終更新日:2020/11/21 | 公開日:2016/02/24

目次

概要

 Red Hat Enterprise Linux 7.1でホスト名を設定します。 RHEL 6までは /etc/sysconfig/network ファイルでホスト名を設定していましたが、 RHEL 7からは /etc/hostname ファイルでホスト名を設定するよう変更になりました。 ホスト名は始めLinuxのインストール時に設定しますが、 後から上記設定ファイルを書き換えることでホスト名を変更することができます。 ただ、ファイル名を直接エディタで書き換えた場合、ウッカリとホスト名に 使えない文字(記号)を使ってしまうこともあります。 コマンドで設定すれば、入力チェック機能が働くので、ホスト名に使えない文字を 入力してしまった場合は、エラーになるので気付けます。 以下では nmcli コマンドを使用してホスト名を設定します。 nmcli コマンドでホスト名を設定すると、/etc/hostname ファイルに設定が反映されます。

構成

サーバ構成

OSバージョン

Red Hat Enterprise Linux 7.1 x86_64

ソフトウェア・パッケージ一覧

  • NetworkManager-1.0.0-14.git20150121.b4ea599c.el7.x86_64

環境構築

設定

変更前のホスト名確認

 変更前のホスト名を確認します。 nmcli コマンドでも確認できますし、設定ファイルでも確認できます。 当然どちらで確認しても同じ名前が表示されます。 以下では server1 というホスト名が設定されています。

# nmcli general hostname
server1
# cat /etc/hostname
server1

ホスト名の変更

 ホスト名を server1 から webserver に変更します。 変更には nmcli コマンドを利用します。

# nmcli general hostname webserver

変更後のホスト名確認

 変更後のホスト名を確認します。 どちらで確認してもホスト名が webserver に変更されています。

# nmcli general hostname
webserver
# cat /etc/hostname
webserver

ホスト名で使用できない文字を設定しようとした場合

 以下ではホスト名に「:(コロン)」を使おうとした場合のエラーです。

# nmcli general hostname ser:ver
Error: failed to set hostname: The hostname was too long or contained invalid characters.

 同様に長過ぎるホスト名を設定しようとした場合も同様にエラーとなります。